NISHI TSUKASA 
Official Website
趣味の館
〜マジック編〜

04. 10円玉マジック

オレはコインマジックバカだと思う。ほんとに思う。
だってね、オレのコインマジックは主に10円玉を使う。で、飲み屋に行く前に「ん~~、どうやら今日はコインマジックをするかも知れないなぁ...」なんて胸騒ぎがする日は、茶色や赤茶色系の服やパンツを履いて行く。何のために?と言われれば、まぁ一応、念のため。

マッスルパスは普通、飛行コインが見えないように左手でワザをカバーしますよね。
ところがね。10円玉で演じる上に、茶色系の服を着ていけば、「横マッスルパスカバーリングなし!」でもほとんど観客に10円玉は見えないんですよ!マジ!これがなんと、目の前50cmの距離で演じても見えない!!!
ただね、10円玉は小さいから500円玉やハーフダラーのように片手でのリセットが難しい。マッスルパスは「必要最低限の距離さえ飛ばせればいい」と言われてますが、なんのなんの。たとえば手と手の距離が15cmだとして、この15cmの距離を、15cmしか飛ばせない人よりも20cm飛ばせる人の方が、飛ぶ速度が速いんです。当たり前ですが、これがかなり重要なんですね。ただね、マッスルパス自体がそんなに重要じゃないんだなぁ。って、んなこと書いたら話が終ってしまいました。
まぁ、距離だけを競ってるマッスルパスはバカげてると思いますが、せっかく出せるその飛距離をどう使うかが問題ですよね。

7000ccの BENZ AMG は時速300km以上のスピードが出ます。でも、そんなスピードで日本のどの道を走るねん?!って、よく言いますが、違うんですよ。時速300km出る車で時速100kmクルージングするのと、時速140kmしか出ない車で時速100kmクルージングするのとではまったく違います。AMGなら人も車もストレスが溜まりません。ただ、「オレの車は時速300km出るんだぜ~!!!」って東名高速を時速300kmで突っ走るのはバカなんですよ。

マッスルパスの飛距離は、まさにそのスピードと同じ。使い方を間違うととんでもない方向に行ってしまいます。マッスルパスは、ある程度取得したなら、次に使い方を探しましょう。そうすればマジックの武器として十分生かす事が出来るでしょう。それはアピケンであろうが4つ玉であろうが同じなんですよね。アピケンがステッ○にチェンジングする速度を一般の人に語りかけていても仕方がない。4つ玉の素材や値段を語っていても前には進まないですよね。

ほんまにマニアックな語りでした。アシカラズ。

Back to index >>

 
inserted by FC2 system