NISHI TSUKASA 
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趣味の館
〜マジック編〜

11. スコッチ&ソーダ

オレの好きなコインマジックに「スコッチ&ソーダ」というのがあります。

いままでオレが見て来た「スコッチ&ソーダ」は、演技後の手渡し可能です。
とくに日本コインじゃないモノは、コンクリートに落とされても壁に投げられても(?)手渡しは可能です。それぐらいロックしまくりです。だから、これを演じたマジシャンは、家に帰ってからか、それともトイレかで、「カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン」ってやってるんだろうなぁ、と思うと、おもしろい。
実際、あの素晴らしくなめらかなコインマジックをレクチャーしてるデビッドロスでさえ、ビデオの中で「カンカンカンカンカンカンカン」とやっているんです。

でも、海外コインの作りのザツな「スコッチ&ソーダ」を使ってると、最初は「カンカンカンカンカンカン」と近所迷惑なぐらい強力な強さでやらないとロックを外せないモノも、そのうちバリがイカレてきて、どんどんスコスコになってきてしまいます。

ところがどっこい、日本コインの「スコッチ&ソーダ」の作りは素晴らしい!コツをつかめば音もたてずに道具も使わずにスコン!と外れる。
しかも手渡しても、知らない人はまず外せない。マグネット仕様だしね。しかも何百万回使ってもバリが削れる事は、まずない。
実際、オレの500と10の「スコッチ&ソーダ」がそうだ。最近、100と50の「スコッチ&ソーダ」も手に入れた。ここまでくると、作る方もマニアだが手に入れる方もマニアだ。持ってるだけで嬉しい。眺めてるだけでお腹いっぱい胸いっぱい。

きっとこれは、コイン自体の問題なんだなぁ...。お札に関しても、日本のお札の紙質は世界一らしい。ドルなんかはポケットに入れて洗濯でもしようものならコッパミジンだ。でも日本のお札は破れないので、乾かせば使える。コインもそうなんだろうなぁ。
ついこの前購入した「赤い2枚のチップがハーフダラーに変わる!手渡しもOK!」ってヤツなんか1日でスコスコになってしまった。
ジョンソン製やトッドラーセン製は出来がいい、って聞くが、もうええよ。ギミックモノのハーフダラーやペニーやモルガンはもうイヤだ。たぶん、出来のいい日本コインはジョンソン製なんだろうけど、ジョンソンがいいんじゃなく、日本のコインがいいんだろうなぁ~。
でもこれは、もっともっと調べてみて、いろんな人から教わって勉強してみます。

それと、余談ですが、100と50の「スコッチ&ソーダ」は、なんと!!!演技前に50の方は裏表改められるのです!!!んなアホな?!と思うでしょ?至近距離でも、一瞬なら、花の模様が50の裏と似てるので誤摩化せるんですよ。

今回は、ギリギリのトコだなぁ~。これ以上は書けない。

十分書き過ぎたけど...。じゃんじゃん。

  

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