NISHI TSUKASA 
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趣味の館
〜マジック編〜

30. ナポレオンズ結成27年!

11月4日、火曜日。

ナポレオンズの25周年記念のマジックショーに行ってきました。
実際は27周年らしいんですが、最初の2年は仕事が入って来なかったらしいので25周年と彼らは言ってました(笑)。このところ、マジック三昧です。いや、ず~~っとか....。

いやいや、それにしても楽しかったし凄かった~!
あんな大掛かりなイリュージョンをするナポレオンズ、初めて見ましたね~。でっかい炎や音楽は凄まじい迫力だった~~~。過去に何度も見た、それでいて毎回笑えるお客さんイジリのマジックや新ネタ。パルトさんのMCもほんとに勉強になる。オチもオシャレだし、ほんとはオレのライブでもたくさんたくさん使わせて(パクらせて、とも言う)いただきたいのだが、パルトさんと同じ言葉でしゃべってもオレがしゃべるとウケる訳がない。芸術とはそんなものだ。だから、同じマジックでもこの人の演技で見るとおもしろかったのにこの人だとおもしろくなかったなぁ、っていうのがある。それは、オリジナルとかオリジナルでないとかの問題じゃなく、アーティストの表現や雰囲気やモラルの問題なんだろうなぁ~。

まぁどっちにせよ言えることは「お客さんが一番大切!」っていう事を常に頭の中に入れておかないと、どんな技巧を持っても言葉を持ってもウケない。ナポレオンズの、お客さんのイジリ方は最高だ。あんな広いステージでも一人のお客さんを相手にするMCと全員を相手にするMCの使い分けかたが出来る。きっと東京ドームでショーをしても同じ事をするんだろうなぁ。
一度オレもステージに呼ばれて新聞を破ってみたいもんだ(⌒▽⌒)
やっぱり同じように「破片はちゃんと拾い集めて!!!」って怒られるんだろうな!

それと、今回のショーには25周年を祝って海外から2組のゲストマジシャンも出演していた。
メキシコのコメディーマジシャン、グレートトムソー二。マジックの酸いも甘いも知り尽くしたご夫婦で、演出も演技も楽しかったなぁ。もう一人はニューヨークの若手マジシャン、フェルストンジョーンズ氏。エルトンジョーンズと聞き間違えた。で、ほんまに若手なのかと言うと、なにせ外国人様は若いのか年寄りなのかがわからん。けど、あれだけステージを走り回るのは若いだろう...。1980年にストリートマジックを始めてるのでたぶん若いかな。ただ、前にも書いたけど、個人的にオレはマジックの中に「スリ」的要素を入れるのが好きじゃないんだ。前にセロ氏もTVで石田純一さんの時計などをスッていたが、これをやっちゃうとマジシャンってやっぱりみんなスリが出来るんだ~~~なんて思われる。
ボナさんやcasperさんは知らないがオレは出来ない(笑)。

それとね、そのフェルストンジョーンズ氏の準備が長引いて急遽ナポレオンズのお二人がアドリブでトーク&マジックをしてくれたんだけどね、やっぱオモロイなぁあのお二人...。
ハプニングでのアドリブは25年間で100万回ほど経験してるからだろうなぁ、道具を使わない即席の、しかも笑えるネタをいったいいくつ持ってるんだろう...。

それにしても話は前後するが、やっぱり一番印象に残ったのはデッかい車ごと消えたパルトさんが、あっ!!!!!!と言う間に客席の一番後ろから被りモノの車で現れたことだ。最初の車は、もちろん本物で、だいたいパルトさんがそれを運転しながら出て来たんだから。

こんなマジックはオレが34年ぐらい前に見に行った初代、引田天巧さん以来なのだ。と言うよりも、ナポレオンズがこんなスケールのでっかいイリュージョンをしたのを見た事がない。
しかもこれだけじゃないんだよ。箱の中のパルトさんと、外のボナさんが『瞬間』に入れ変わる。あ、ちなみに美女串刺しマジックは、ギロチンじゃなくてよかった(怖)(痛)(笑)(秘).....。

ほんとに楽しい時間があっと言う間に過ぎて行きました...。
あんないい指定席にご招待して下さったボナさん、ほんとありがとう。

ボナさん、次の曲はいつ録音しまひょ?!

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