〜マジック編〜
37. BAR十二時、そしてトッティーとの出逢い
5月5日のTSUBUYAKIにも書きましたが、ココではもっとマニアックに書きましょう!
ココは趣味の館なんですから。
5月4日、銀座「BAR十二時」に行ってまいりました。
「BAR十二時」とは、ウエストキャピタルがプロデュースするマジックのためのライブハウス。ウエストキャピタル所属のマジシャンたちが各テーブルでクロースアップマジックを披露してくれる。もちろんカウンターに座っていてもカウンター内から軽やかに身を乗り出してまでマジックしてくれる。さらにステージマジックも披露してくれるのです。
「BAR十二時」の階段を降りて行くときの匂い。あれはね~、まさにディズニーランドのウッディーな空間の匂いと同じなんですよ。何かが違う。何かが始まる。あの階段はステキな楽曲のイントロにも似てる。「BAR十二時」の扉を開けたとき、ドン帳が上がりウエストキャピタル独特の世界が始まるのです。
この「趣味の館・マジック」の28、29、31、33、35を読んでもらえればオレと「BAR十二時」、「ウエストキャピタル」、「うさぎや」との出逢いはわかっていただけると思いますが、とにかくプロマジシャン「都々氏」のマジックを含むすべてがオレをそこに導いてくれていると言っても過言じゃないでしょう。
「都々氏」と漢字変換するのもめんどくさいので普段通り「トッティー」と呼ばせていただきますが、トッティーとの出逢いはマジックファニーさんトコのサイトでした。
ミカメ商品を購入したくて通販で注文し、自宅に届きましたが、それから再びサイトを閲覧してみると、なんと!通販はやっていなかった!!!オレはてっきり通販専門のマジックショップだと思い込んでたんです。それにしても応対が丁寧で親切で、一言も「ウチは通販はやっていないんです」の言葉がなかったのでついつい郵送してもらいましたが、申し訳ないっていう気持ちでファニーさんの掲示板に書き込みに行ったのです。
ちょうどその頃、ファニーさんトコの掲示板はトッティーの話題で盛り上がっていたんです。USOジャパンのマジックバトル出場の話。敗者(?)復活の話。みんなが熱く熱く語っていたのを見てついついオレも書き込んでしまいました。するとどうでしょどうでしょ。
数日後、その書き込みにトッティーご本人サマがレスしてくれたのです...。
それに、現、トッティー公認のファンサイト「キャピキャピクラブ」の管理人でもあるポットさんという方にもレスを頂きました。
それからはいろいろあって、トッティー、ポットさんとは公私ともにお付き合いさせていただけることとなったのです(間を略しすぎ???)。
さてさてそれでは話を5月4日の「BAR十二時」に戻しましょう。
その日のトッティーのマジックは言うまでもありません。つねに新しい事を考えていました。もうすでに先のことも考えていましたね~。ほんと、素晴らしい。中でもレイの必殺ワザはやはり強烈でした。必殺ワザでおわかり?トッティーファンならわかりますよね。
アマー、ファーソン、ルクレアなどのテクニックをはるかに越えていますね。それはクロースアップに限らず、ステージでの微妙な動きも同じ。ブツは完璧なオリジナルと言えます。そりゃあアメリカ、アルモンド氏も目を丸くするでしょう。ましてやトッティーがボケてツッコみ、笑顔でやられた日にゃあアルモンド氏もひっくり返ったことでしょう。
箱根が目に見えます。
そしてそして、王子氏。まず仰天したのはカードのマニュピレート。マニュピレート世界チャンピオンのジュリアナ・チェンを思わせる瞬発力。あのスパスパとしたキレ方はまさにジュリアナ・チェンそのものでしたね...。
そしてそしてAKIさん。めっちゃ笑えたのがスポンジで、どんどん数が増えて行くのはいいんだけど、最後に手に握らせるときに「このでっかいスポンジをしっかり握ってて下さい」はどう~よ。それを言うなら「このたくさんのスポンジ」でっしゃろ。まぁ、間違いなくでっかくなったけど(笑)。んなことよりパームはほんと、美しかった...。それから、いたるトコでのあなたのボケ、大好きです。
ジョージさんのキャラもブッ飛びましたね~。選曲がBCRだったのも嬉しかったな~~~。サタディじゃなかったけど叫ばせていただきました~~~。最後に見せていただいたコインマジックも大変ステキでしたね~。でも旧500円も混じってた...。しかしまぁ、トムさんはめっちゃ男前やったなぁ...。テクニックも半端じゃなかったし、バーテンとしても気遣いが素晴らしかった。今度はイカタコホタテを調理してもらおうかな。
それにしてもMINTOさん、あの狭いトコで3回転も4回転もしてよくモノをひっかけないよなぁ...。トッティーとのペアマジックでのMINTOさんの表情、めっちゃエンターテナーな顔つきでした。世間話をしてる役者さんが本番の合図とともにスイッチが入るときとおんなじ顔つきだったから驚いた。に~しつ~かさ~にも~、根性~分けて~!ってぐらい気合いの入った人でした。
こんなステキなマジシャンたちが集まるイベントだから楽しくない訳がない。
だからまだ未体験な方。東京に立ち寄って時間の空いた時はこの文章を思い出し、ぜひぜひ銀座「BAR十二時」を訪れてみて下さいね。そしてぜひぜひココの掲示板にでも感想を!
ではまた。