NISHI TSUKASA 
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TSUBUYAKI

2011.07.01

 ご無沙汰のTSUBUYAKIです!

今回は「作詞・作曲LESSON日記」です。

ありがたいことに口コミで繋がっていってくれたりリピーターの方も増えたりで、LESSON生さんのサポートに明け暮れてる毎日でございます。アレンジ&オケ作りに思わぬ時間がかかり生徒さんのボーカルレコーディングが遅れたりもしてます・・・ご迷惑をおかけしてますm(_ _)m

さてさてそういうわけで、今回のTSUBUYAKIは特別に何人かの生徒さんに許可を頂き、レコーディングの流れや出来上がった音などをお伝えしたいと思います。あ、その前に、この「作詞・作曲・レコーディング体験レッスン」の内容を軽くご説明。

たった4回のレッスンにて、あなたのオリジナル楽曲が完成。さらにレコーディングも体験。そして最後には私たちが行なっているレコーディングとまったく同じ手順でMix DownやMasteringを行ない、簡単なジャケット付きのCD-Rをお渡しします。まずは簡単なアンケート(たとえばバンドやライブ等の経験は?とか、カラオケはやりますか?とか、楽器は何かされますか?とか)をもとに楽曲の方向性を定めていきます。

もちろん、すべてが未経験でも大丈夫。生徒さんのレベルに合わせて西が作詞や作曲のサポートをさせて頂く ので、過去に一度も作詞や作曲をしたことのない人でも心配はいりません。
そしてこの打ち合わせで一番大事のは「作った楽曲を誰が歌うか」です。基本的には生徒さん自身に歌って頂くことを勧めています。これはなぜか、と言うと、自分の作品の一番の表現者は自分だからです。他にも理由はたくさんあります。たとえば生徒A男くんの作品をA男くんのお友達のB男くんが歌うとなれば、A男くんはB男くんの声域などを確実に理解して作品作りをする必要があります。それに、歌う方が仮にB子さんという女性であれば、さらに曲のKey設定が難しくなります。なので、生徒さんご本人が歌われることをお勧めします。カラオケ等をほんの少しでも歌ったことがある人ならまったく問題はありません。先生がきっちりとレッスン&サポートをさせて頂きます。

  

では具体的に。コードもコード進行も、ドレミさえよくわかっていない人がいったいどうやって曲を作っていけるの???とお思いでしょう。生徒さんがもしコードやコード進行の知識があまりないのなら簡単なコードやコード進行を勉強しつつ、その生徒さんの世界に合ったコードやコード進行を何パターンも作り、生徒さんに選んで頂きます。じゃあメロディーは???とお思いでしょう。料理をしながら、あるいはパソコンをイヂリながら、あるいはお買い物の途中で鼻歌を歌うことは誰でもあるでしょう。ほんと、その程度でいいんです。
コードに 合わせて口ずさんで頂きます。その口ずさんだメロディーを先生は逃しません。すべて記録していきます。そのメロディーを先生がエディットしていきます。でもあくまでも生徒さんから湧き出てきたメロディーです。わたくしはあくまでも サポートに過ぎません。

話は少し反れますが、レッスンのテキストにも書いているのですが、 「プロのミュージシャン、アーティストでも譜面を読めない人、書けない人、楽器を弾けない人、たくさんいます。弾けないより弾ける方が世界はたしかに広がりますが、極端に言えば、譜面が書けない人は譜面の書ける人と組めばいいんです。 楽器が弾けない人は楽器を弾けるパートナーを探せばいいんです。プロでもそういう人はたくさんいます。アレンジが苦手だからいいアレンジャーとつねにいっしょに仕事をしているアーティストもたくさんいます。

ようするに、素敵な楽曲を作り上げるためのプロセスにおいては自分にはない力を持っている人に頼ればいいんです。甘えればいいんです。このレッスンでは わたくしがすべてを引き受けていますのでご安心下さい。

★生徒A子さんのレッスン★
さて、レッスンの説明が長くなりましたが、最初に生徒A子さんのレッスン内容をご紹介します。A子さんは楽器も歌もそれほど経験は無かったのですが、やる気と楽しむ心は人一倍ありました。レコーディングも作詞作曲ももちろん未知の世界だったのに不安どころか、むしろ未体験ゾーンを思いっきり楽しんでいました。
実は彼女はこのレッスンのあともリピーターとして再三にわたりレッスンを楽しんでくれています。当然、オリジナル曲も増えていく訳ですが、授業をしていくにつれて、どんどんレベルが上がっていくのがわかります。複雑なコードや 転調、作詞における重要な部分など、先生もあたふたすることしばしば・・・。とくに作詞に関しては最初のレッスン時よりも格段に表現方法が変わり、レベルがアップしたのがわかりました。詞と曲がフィックス(決定)すれば西のオケ作りに 入ります。オケはキーボード、ドラム、ベースなどの打ち込みはもちろんのこと、ギターやコーラスなどの生音もすべて西がレコーディング。自分自身のアルバムと何ら変わりのないほどのコーラスを重ねます。そしてそのオケが出来上がればボーカルレコーディングです。さすがにボーカルレコーディングはみなさん、緊張されますが、その緊張感こそがいい味になり、いい作品となります。

さてそれでは、 生徒A子さんの作品を2曲聴いて頂きましょう。

作詞・作曲/生徒A子「タカラバコ」
作詞・作曲/生徒A子 「夜桜」

★生徒B男くんのレッスン★
元々、生徒B男くんのお友達がレッスンを受講されていました。お二人ともギター サウンドでしたのでギターの弾き語りが出来るコード進行がいいのではないかと、その辺りのヒントも出しつつ、レッスンを進めていきました。コード進行から導かれていくメロディーは人によってとても個性があります。この楽曲も、西では考えつかないメロディーが至る所に出てきます。さらに生徒B男くんの場合、ファルセット(裏声)に力がありましたので、高音でのファルセットがとてもいい武器になっています。このアレンジは、あまりシンセに頼らないで、アコギ中心のアレンジにしました。そうすることにより、オケと歌がセパレートされることなく、オケの中を悠々と泳ぐように歌いこなしてくれています。さてそれでは、生徒B男くんの作品を聴いて頂きましょう。

作詞・作曲/生徒B男 「君と」

★生徒C子さんのレッスン★
生徒C子さんもリピーターとして何度か受講されていますが、やはり1回目より2回目、2回目より3回目と、どんどんレベルがアップしています。生徒C子さんにはいつも「こういう曲が作りたい」というとっても明確なものがあります。そのイメージを壊すことなく形にして行きます。生徒C子さんから湧き出てくるものはとてもバリエーションに富んでいます。
バラードやリズミカルなものはもちろんのこと、ラグタイム調のものやアコーディオン、童謡のようなものまで 幅が広いので西としても、アレンジを十分楽しませていただいております。さてそれでは、生徒C子さんの作品を2曲聴いて頂きましょう。

作詞・作曲/生徒C子 「悲しみの抜け殻」
作詞・作曲/生徒C子 「ひとりじゃないよ」

そんなわけで、「作詞・作曲・レコーディング体験レッスン」をご紹介しました。

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