NISHI TSUKASA 
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東日本大震災

2011.03.22

2011年3月11日の三陸沖を震源としたM9.0の地震及び津波によって被災された方たちに心よりお見舞い申し上げます。お亡くなりになられた方々やご遺族の皆様には深くお悔やみを申し上げます。今現在、被災地にお住まいの皆様のご無事と、一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

阪神大震災のときも新潟中越地震のときもそうでしたが、やはり情報が伝わり、全貌が見えてくるのは随分先ですので、まさかこんなとんでもないことになっているとは思いもしませんでした。ましてや津波に関しての具体的な知識はほとんどなかったので、テレビから流れてくる映像には言葉もありません。

今この文章を読んでくれている人たちとは同じ時代の中で生きています。「同じ時代に生きられてよかった」と思うことはたくさんあります。でもやはり事件や事故、災害があるたびに「同じ時代に起きていることなんだ・・・」と悲しみや苦しみを分かち合わなければなりません。ましてや500年、いや、1000年に一度あるかないかのM9.0の大地震が私たちの時代に起きるなんて信じたくもないですし、信じられません。とはいえ、今現在、現実的に苦しんでいる方たちがたくさんいます。パソコンに向かい、この文章を書いていること自体ほんとに申し訳ないですが、私なりに微力ながらあちこちで支援をさせていただきます。

今回の震災で世界各国から応援要請がありました。100ヶ国を超えていたと思いますが、いろんなことで叩かれながら、それでも世界のいろんな国を支援して来た政治は間違ってなかったんだな、と思っています。

首相、官房長官、東京電力、東京消防庁、自衛隊、各分野の専門家の方たち…
いろんな方たちの記者会見での一言一言がとても重く、なおかつ、ひとつになっている日本を感じています。ただ、前代未聞の出来事だけに経験や例は少なく、復興だけではなく、新しく造り直さなければならない地域も多く、交通や空路等、いろんな部分で制限されている中での支援にはかなりの時間が必要だと思うので被災地や避難場所で頑張っている人たちにとっては悲しみとイライラが募る一方だと思います。また、原発の問題により、せっかく海外から来ていただいてる支援隊のみなさまがトンボ帰りせざるを得ない、というチームもたくさんあり、放射線のやっかいさを痛感しています。そんな中、無事生還したというニュースもあり、その生命力と頑張りにとても喜んでいます。

それにしてもこんな余震の数は経験がありませんよね。福島原発では、最悪の事態を避けるために日夜命がけで修復作業を続けてくれていますが、その合間を縫って震度3クラスの余震が頻繁に続いています。2mの距離で50ミリシーベルトを浴びながら震度3の地震をつねに感じ修復作業をされている。想像出来ません。

「過酷」とか「危険」とかを通り越しています。この現実にいつ笑顔が戻ってくるかなんて誰にもわからないほどの歴史に刻まれる大地震です。でも、歴史に刻まれる大地震なら、歴史に刻まれる大復興をやり遂げたいですよね。

被災者にとっては家族や親族を失っていても悲しんでいる間もないくらいの過酷な情況だと思います。でも負けないでいっしょに頑張っていきましょう。
NISHI TSUKASAは心から応援します。

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