NISHI TSUKASA 
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TSUBUYAKI

2004.5.29

もうすぐ6月ですね~。

でもその前に明日のROUTE842のゲストが久々のトッティーなのですよ。
ってか~、ほんまに来よるんやろか...。メールによると.......
「ごめんな~!毎日、ダブル、トリプルのイベントが続いてて、ほとんど寝てないねん~。さすがのタフマン、都々ミヤ子(笑)もバテバテなんですよ~。だから明日は必ず行きますのでよろしくです~!!!」
って、来てくれんのんかいや~~~~....。

いつもハードなトッティーですが、ここ何ヶ月さらにさらに新しい事に挑戦しては新しい店舗をオープンして、随分と先のイベントまで決定している、という、ほんとに過酷なスケジュールをこなしてるみたいです。

そんで、せっかくのoff日なのでゆっくりとしてくれればいいのにわざわざFM西東京まで来てくれるみたいで、オレとしてはとっても嬉しいのですが、トッティーファンやトッティーの事務所の人たちはやっぱり心配ですよね。でもまぁ、止まったら死ぬトッティーやから、大丈夫でしょ。

ってか、四谷にもライブスペースをオープンしたらしいので、早く行ってみたいな~。トッティーはいつ入ってるのか、その辺のお話を明日、ゆっくり聞いてみたいと思っています。

ちなみに前回トッティーがゲスト出演してくれた時は局に置きっぱの西のギターで弾き語りをしてくれたんだけど、本人いわく「いやいや、弾き語りやなくって、単なる’弾きたがり’なだけやっちゅ~ねん、なはははは~」って余裕をかましておりました。んな訳で、明日どうなることやら~!


2004.5.14

なぜ今クリスマス?って言われそうなんだけど、クリスマスのお話を...。

オレはアカペラが好き。正確には、一人多重録音アカペラが好きなのです。
いわゆる日本では一人多重録音アカペラの世界は山下達郎さんが有名ですよね。
オレはテイチクレコード、メディアレモラス時代、ディレクターによく言われてたことがあります。「アカペラのクリスマスアルバムを作ろうよ~!」。
死ぬほど言われましたね。でも作る気はまったくありませんでした。理由はたった一つです。山下達郎さんのオンザストリートコーナー2のサイレントナイト、ホワイトクリスマスを超える気がしなかったからです。もちろん今だに超えられる気がしません。

で、いったい何をもって「超える」というのか。ちょっとマニアックになるかも知れませんが、和声、呼吸、ビブラート、間合いや強弱。すべてにおいて尊敬しているのです。

昔、「ムーンレコード」に山下達郎さんが所属していた頃、彼のコンサートツアーでバッキングコーラスを担当していた村田和人さんと出逢いました。もちろん村田さん自身もアーティストで、自分のアルバムは何枚もリリースしています。

その後、オレは村田さんとレコーディングする機会があり、コーラスの手法を学びました。村田さんのコーラスのレコーディングの進め方は、ほぼ(?)山下達郎さんと同じでした。ダブルトラック目はシングルをoffってダビングする。ハミングはフォルテピアノで頭を突く。イコライジングはドンシャリに。
ただ、意外と達郎さんはドンシャリではなかった.....。

それにね、アカペラのミックスダウンは他の楽曲とはまったく異なり、バランスやカットしなければならない部分も多い。当然、声のみなので、キーボードのように、弾いていない部分は「無音」という訳にはいかないから。それに、リバーブやディレイも生音に忠実に引っかかるからリップノイズひとつとっても致命的になってくる。音圧によってコンプレッサーの引っかかりにかなり影響してくる。

ハーモニーのバランスが変わってきてしまう。アカペラをミックスしたことのないエンジニアは、ついついトップやファルセットのメロディアスなパートを出したがるが、とんでもない。オレのアカペラ曲のミックスはピラミッド型で、トップにいくほどレベルを下げる。

半端じゃない神経の使い方を要するアカペラミックスなので、過去に一度アカペラミックス時に吉田保さんにお願いしたことがある。吉田保さんは、おそらく数々の達郎さんのアカペラミックス、いや、レコーディングまでをこなしてきてるエンジニアなので、興味と楽しみとでワクワクした。
結果は.......す、すばらしかった......。

日本のどんなエンジニアよりも「声」というものを大切にしているのが見えた。強烈なリバーブタイムでも有名で、スペースサウンドとよばれたエフェクトがけをする人なんだけど、本来のスペースサウンドとはリバーブの長さでも何でもない。ま、それは話が逸れるのでまたの機会にするとして、ちなみにその時のアシスタントは保さんの娘さんだった。しかも、その何週間か前は吉田美奈子さんのRecだったらしくて、すごい身内レコーディングだったらしい。

そんなこんなで、アカペラアルバムの構想を練っている今日この頃なんだけど、まだまだ焦点は定まらない。いったいどうなるやら...。とにかく早くベビーボトルで録音したいのさ。


2004.05.05

昨日5月4日、久々に銀座の「BAR十二時」に行ってきました~!

「BAR十二時」とは、(株)ウエストキャピタルがプロデュースするマジックの館なのです。ウエストキャピタルやBAR十二時、所属のマジシャンたちの詳細は http://www.westcapital.jp/main.html を覗いてみていただけるとすべてがわかりまっせ~。

「BAR十二時」はオレの中ではディズニーランドなのです。
夢。感動。興奮。笑い。そして、明日への希望。ウエストキャピタルがプロデュースするすべてのマジックの館のどこを切り取ってもこれらの言葉が当てはまるんです。

そしてそして!この「BAR十二時」でのショーはどでかい炎や物体浮遊なども取り入れているんだけど、そんなカッパーフィールドや引田天功のようなイリュージョンもわずか1メートルの距離で見れてしまうんです。
かと思えば、華麗な手さばきと現代風コントを融合させるようなクロースアップマジック(トランプやコインなどを使って目の前で演じるマジック)によって、ほんまに腹がよじれるくらいの「笑い」と「感動」に「不思議」までセットになって楽しませてくれるんですよ。

で、ウエストキャピタルの素晴らしい配慮は「BAR十二時」だとどうしても「BAR」なので大人の世界だと思いがちですが、お子様にまで楽しんでもらえる時間帯でのショーの企画も、年に何回も行っているのです。

このHPの「趣味の館」にも書きましたが、この場所はどんなガンコなオヤジもどんなムラサキ頭のおばちゃんもみんな子供に返っていくんですよ。おもろいものは「オモロイ!」って叫ぼう。不思議で理不尽なものは「不思議だ~!」って驚こう。素直にそんな気持ちになるんです。

オレはウエストキャピタルのマジシャンのマジックを見てるといつも思うことがあります。昨日も、何度もつぶやきました。「いやぁ~、この場所で流れていく時間を体験出来る時代に生まれてよかったなぁ~」って。

さてさて、ゴールデンウイークの特別企画の「BAR十二時」でのスペシャルライブ。

ウエストキャピタルのマジシャンたちが総出で強烈なマジックの世界にオレたちを導いてくれました。オレが感動してると隣の知らないお客さんも感動してる。そんで知らないお客さん同志の会話もあちこちで生まれてる。まるで同じ船に乗り合わせて意気投合したような空間がたった1時間半のうちに生まれるんです。

ほんとにほんとに楽しいしお笑い系のライブを見てる気がするんだけど、マジシャンたちはしっかりとしたマジックの技術を身につけているから最後に残るカテゴリーは当然「マジックショー」なのです。

そしてそして!我が「トッティー」の必殺ワザは世界一だということもあらためて確信してきました。「トッティー」こと「都々」氏に出逢い、こんなステキな世界に導いて頂いたお返しにトッティーを縛ってまいりました。マジックのステージに上がるのはお初です。
これで味を占めなければいいんだけど。あ、ボナさんの新聞紙も破ってみたい。

1日3回公演のうち、オレは今回、第3部で楽しませてもらいましたが、第3部は夜の11時から。当然、銀座で朝を迎え、始発で帰ってまいりました。オレたちの打ち上げ(?)に深夜3時にトッティーも参加していただきました。

仕事に対する姿勢や責任感、仕事仲間やお客さんへの思いやりが今のトッティーのマジックに現れています。ジャンルは違いますが、見習わなきゃならない部分もたくさんありましたね。楽しさの内側に隠れている厳しさというモノ。愛情のある厳しさであるがゆえに感じれる楽しさなんですね~。それにしても今回もまたまたステキな想い出を胸に刻む事が出来て嬉しいです。トッティー、ジョージさん、TOMさん、王子さん、AKIさん、MINTOさん、そんで、最後の方にいきなり現れてたバイトの女の子さん、そしてそして、今回はお話出来なかったけど、西尾さま。ほんとにほんとにお疲れさまでした。

また遊びに行きます!!!うさぎやにも遊びに行きますね!ありがとう~!!!

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