NISHI TSUKASA 
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TSUBUYAKI

2004.11.26

先日、デビュー15周年を迎えました。
このHPのBBSにもたくさんのお祝いのメッセージをいただきました。
ほんとにほんとにありがとうございます。

とくに今年はいろんなことがあった1年でした。って、まだ今年はあと1ヶ月ありますが。
今まで自分ではやらなかったような事をいろいろとするようになったので、直接、音楽とは関係のないことでも物凄いパワーや思考を必要とすることがやってみて初めてわかっていったんですよ。1枚のCDを出す。1本のライブをする。HPを立ち上げる。その他、ファンクラブや通販や営業、事務、経理....。この8ヶ月間でなんとか形を整えることは出来ましたが、この段階で初めてスタート地点に立ったんだと思います。

今までは、ここまでのお膳立ては事務所やレコード会社がやってくれていたのでついついスタート地点とは音楽制作を始める段階のことなんだと考えていましたが、今は、準備することはほんとうに大変なんだ、と身をもって感じています。

さてさて話は変わって、昨日(11/25)、敬愛するプロマジシャン、トッティーこと「都々」さんのショーを見に行って来ました!新宿、四ッ谷にある「Bar八時」というマジックBarです。11/25ですが、店内はもうすでにクリスマス一色。オレはね、クリスマスが近付いてくる雰囲気が大好きなんですよ。なんとも言えない幸せを感じてしまいます。いくつものカラフルなライティングのツリー。クリスマスを思わせるたくさんのオブジェ。店内の音楽はクリスマスソングしか流れていません。

「フォトではちょっと恐怖感が漂ってますが実際はもっと明るいキレイなカウンターです」

「ツリーの色がカラフルにチェンジしていきます」

「見えにくいですが、グリーンのキャンドルにもクリスマスの文字が浮かび上がってます」

「新幹線の光るオバケのカバンの上のカードはミスマッチですが、ココのバーのカウンター内にさりげなく飾られてるバイシクルは芸術です」

「ステキな絵もBAR八時の特徴の一つです」

「おや、先程までトッティーが演じてた輪ゴム」

実はトッティーは前事務所「ウェストキャピタル」を辞めて独立し、「OFFICE都々」を立ち上げました。今までやってきた事をやめて新しい事を始めるパワーはハンパじゃないことはよくわかります。なのに彼は寝ずに仕事を楽しんでます。会えばいつも「52時間寝てないねん~」とか言います。ほんとにいつも少ししか寝てません。でも人と会う時は眠い顔など一切することなく、ギラギラした目をガバっ!と開いて相手の脳味噌に突き刺すような強烈な会話をしてきます。

トッティーと会うといつも見たこともない新ネタを披露してくれます。昨日もそうでしたね。オレは途中からカウンターで一人ジンロックをガンガンやってましたが、アスカさんやトッティーが気をつかってくれて話しかけてくれたりマジってくれたりするんですけど、オレは大人になるにつれて「沈黙の楽しみ方」を覚えたので、逆に悪いなぁ、なんて思っちゃいました。それでもやっぱり「あんたがったどっこさ」はやったような記憶が...。

そんなこんなで死ぬほど笑わせてもらったテーブルマジックから今度は一転してステージマジックへ.....。トッティーのマジック、やっぱりスゴイ.....。新ネタもたくさんあり、楽しみました楽しみました。隣りの姉さんたちはどうやらマジックバーたるトコに来るのは初めてみたいで、ほんとに壊れかけてて「すごいね~~~~~、絶対に友達誘ってまたすぐに来ようね~!!!この驚きやおもしろさを今すぐにでも友達に伝えたいよね~!!!」と言ってましたが、どう伝えるのかが楽しみです。なぜならオレがこの雰囲気を人に伝えるのに「あのね~、スゴイで~!メッチャメチャおもしろいねん~!とにかくハラかかえて笑うし不思議やし~!!!」しか出てこないのです。
体感してもらうしか伝える手段はないのです。

さて実は昨日のトッティーのステージマジックでホロッと涙が出そうになりました。
マジックBar「八時」でトッティーが行うのは昨日が最後でした。ステージに向かう前にカウンターに来てくれて「ステージでは今日が最後だと言えないのが辛いねん....」と一言。店舗や組織的にいろいろとあるので公表出来なかったんだけど、ものすごい勢いでステージマジックは進んでいき、満席の中、拍手喝采でいつものようになんなくトッティーの「八時」でのファイナルステージは幕を閉じました。オレはステージにほど近いところにいたので「お疲れさま...」と声をかけた瞬間、オレ、マジで目頭が熱くなってしまいましたよ。昨日オレは長時間「Bar八時」にいましたが、その間たくさんのお客さんが入れ替わり、ずっと店は超満席状態でした。

8時半ぐらいに「Bar八時」に行って、トッティーと別れたのが4時を回っていました。
ずっと「Bar八時」にいた訳じゃなく、中抜けして一度焼き肉屋に...。トッティーオススメのエンターテイメント焼き肉屋。ここの店長、中村さんはめっちゃエンターテナーです。感動しました。今まで本場韓国でも焼き肉食ったし、麻布叙々苑でも食ったけど、ここの焼き肉は世界一うまい!!!!!焼き肉屋側から見たハラミとサガリのこだわり、モツ、カルビ、タン、その他、世界最高のモノが一切れずつ丁寧にすべて店長自ら焼いてくれました。最後のラーメンのスープの味。いい仕事してます...。感激。トッティーと同じくらいよくしゃべる店長。デザートはギャグ付きで出していただいて店をあとにし、またまた「Bar八時」に戻りました。

「四ッ谷、焼肉’名門’ここにあり!」

「壁に書いたトッティーの似顔絵入りサイン」

「この時点では、これから想像を絶するウマさの焼き肉たちが登場することなどまだ知らなかった」

「ちなみにこれはテールを死ぬほど柔らかく煮詰めてます。昨日食べたのはすべて国産黒和牛。」

「店長は話が盛り上がってくるとペンでそこいらの紙に牛の絵を書いて丁寧にこだわりを説明してくれるのです!!!」

昨日はトッティーにお疲れさまを言いに遊びに来たのにまたまたオレがお世話になってしまいました....トッティーほんとにありがとう~。今度は新生「都々BAR」に行かせていただきます!お疲れさまでした!!!


2004.11.17

1977年4月。オレは和歌山県立和歌山工業高校、電気科に入学しました。

就職率が95パーセント以上という高校ではあったのですが、まれに工業大学やそれぞれの専門分野の専門学校などに進学する子たちも数パーセントはいます。

でもね......吹奏楽で明け暮れたオレの高校生活はオレの脳味噌を音楽漬けにしていきます。吹奏楽でホルンを吹いていたんだけど、この楽器の楽譜がまたややこしい.....。簡単に専門的な言い方をするとすれば、ホルンはF管orB♭管なのにホルン用の古い譜面はE♭で書かれていたりなんかするからいちいち頭で移調しながら吹かなければならないことも多く、安い楽器ならF管のみなのでB♭もE♭もFに移調するもんだから脳味噌が破壊されてしまう。読み直してる間に曲はもう10小節も先を演奏してたりするんですよ。

そういう楽器を担当する(実際はそれしか余ってなかった)ことになったお陰で、移調に興味が湧いてきて、編曲法、作曲法などを勉強するようになり、電気の教科書は学校のオレの机の奥深くに長期保存することになるのです、先生ごめんなさい....。

そんなこんなで和歌山工業高校の長い歴史の中で音楽大学にすすむヤツなんて過去に誰もいなかったので学校側のデーターもなく、音楽の先生にマンツーマンでご指導をしていただく事となったのです。お陰でホルン科と作曲科に合格したはいいのですが、喜んでいただいたのは音楽の先生だけで、今から考えれば電気科の先生方は嬉しくもなんともなかったでしょう.....。ただ、オレにとっては、和歌山工業高校に入学していなければ今の西 司は存在していないので、授業中、譜面を広げていた3年生の頃のオレを見て見ぬフリをしてくれたたくさんの先生方にほんとにほんとに感謝しています。

このHPのマジックのコーナーで「大人は子供の夢を遮断してはいけない」という大リーグイチロー選手の言葉を引用しましたが、このとき譜面を広げているオレに先生方が注意しまくっていたらおそらくまた違った道を歩んでたことになってたのかも知れません。
ほんとにほんとに感謝しています。

あれから27年。2004年11月12日。

和歌山工業高校創立90周年の記念すべきイベントの中のひとつ、「演奏会」に呼ばれました。声をかけて下さったときからオレの中では「オレの唄を聴いてもらいに行くんじゃない。オレの唄とともに90周年を祝福しに行くんだ」と考えていました。そのためのいい演奏、いい唄を歌う。いいメンバーでいいステージを作り上げる。弾き語りも考えたんだけど、弾き語りのレパートリーや楽器を考えたら、フルメンバーで行くしかないな、と。

ただ、ライブハウスではないので音響、照明、すべて一から作り上げなくちゃならないので予算がかかり過ぎる。しかもいくら母校だからと言って、知名度もヒット曲もない西 司でいいんだろうかという不安もたくさんたくさんありました。生徒全員参加で1500人が体育館に集まる。見たくも聴きたくもない生徒だってたくさんたくさんいる。

いやいや、もう後ろ向きに考えるのはやめよう。祝福しに行くんだよなぁ...なんてずっと考えてたリハーサル直前の11月6日、このHPの掲示板に母校の生徒さんが書き込みをしてくれました。あのたった6行はものすごい勇気をくれましたよ。

いったんリハが始まってしまえば前しか見ない性格の西なので、それからは突っ走る事が出来ました。演奏のこともそうだけど、お世話になった先生や現役の後輩たちに会える事がすごく楽しみになっていましたね。さてここからはフォト付きでTSUBUYAいてみましょう。まずはリハーサルのフォトから。

 

リハスタはいつも使っている都内某所の地下スタジオ。おやっ...やっぱりカンペが......。でもこのカンペの「和歌山LOVE SONG」は結局、時間の都合でカットすることになりました。

 

赤いシャツはBassの吉田典正さん。世の中でこれだけ赤が似合うのはトマトと吉田さんぐらい。で、フォト右は初めてのメンバー、Drumsの尾崎雅史くん。Drums山下政人くん一押しの弟子。演奏は素晴しい~!!!が、ギャグはもっと師匠から学んでもらわないと。

 

フォト左の右側がKey崩場将夫くん。フォト右は、崩場くんをもっとUPで撮ろうと思ったら古川くんにピントが合ってしまった。

ここで崩場くんのお話を....。11月11日に前乗りで和歌山に着いて、学校の先生たちと食事会をしていたときのお話。先生の一人が「実は1983年に入学の和歌山工業高校出身の生徒で陸上部所属だった青戸慎司さんと言う方がいるんですが、その方も過去に一度、母校に講義をしに来たこともあるんですよ」と話してくれた瞬間、崩場くんの顔つきが変わりました。

青戸慎司さんは数々の日本記録を塗り替えていったスプリンターで、バルセロナやソウルにも出場し、日本人男子初の夏季冬季オリンピックに出場した選手でもあるのです。夏季はもちろん100m、400mですが、冬季はボブスレーで出場しているのです。というか、話はそういう事ではなく、なぜ崩場くんの顔つきが変わったかと言うと、実は何を隠そう、崩場くんは高校時代陸上部で、100m、10秒70の記録を持っています。当時、全国で4位の記録です。その高校生活の中で青戸さんと何度も走ったらしく、10秒28の日本記録を持つ青戸さんにまったくかなわなかったことを想い出したそうなんです。

 

フォト左はリハ中の西です。フォト右は今回も大活躍の、機材としてはちょっと古いですがマルチMDです。SEやパーカッション、コーラスなどの音はココから発信します。

 

フォト左はChoナミさんと吉田さん。フォト右はLIVE COURAGEでもお世話になったKey貝原正さん。

 

フォト左は初メンバーのGt下谷淳蔵さん。12月の西ライブでも弾いていただきます。フォト右はリラックマしているツカサ。

そんなこんなで数日間のリハーサルは無事終了しました。そしていよいよ前乗りの11月11日。なぜ前乗りかと言うと、普段のライブとは違い、本番が昼の1時から。本番当日のサウンドチェックは朝9時半からなので当日移動では間に合わなかったのです.....。

  

11月11日。フォト左は新幹線のぞみの窓にクッキリと映る光るオバケ。そのオバケのカバンの上に乗ってるカード(フォト中)。あ、さすがにバレました?オレが勝手に置きましたm(_ _)m フォト右は下谷さんを撮るオレを撮る下谷さん。まるでみんな遠足気分。おそらくナミさんのカバンの中にはバナナやチロルチョコが入ってたことでしょう。

  

そしていよいよ大阪に着きました!フォト中は大阪ドーム。ところが!!!!!!いままで晴れていたのに急にポツポツと雨が降ってきて、あっと言う間に豪雨が!!!!!(フォト右)
ところがどっこい、どうでしょどうでしょ!和歌山に着いたとたんにスパっ!と雨は上がったのです!!!オレたちが乗って来たあとの新幹線、豪雨で止まったらしいです。ほんとにツイてます....。

  

フォト左は和歌山到着。フォト中は.....尾崎くん、何してんねん....。どうやらチケットが自動改札に引っかかって大変なことに...。尾崎くんほっていくで~。フォト右は泊まったホテル。立派なホテルでした。デカいホテルでした。さてさて、このあと、先生方とメンバーとでの食事会。

 

フ、フグが~!!!エ、エビが~!!!そうなのです和歌山は海のモノも山のモノも川のモノもウマいのです!!!フォト右はお店の壁に飾られた東海道五十三次のお皿。

 

りっぱなお店です。女将さんの笑顔もほんと、ステキ。

  

フォト左、左から藤田先生、女将さん、佐竹先生。先生は2人とも吹奏楽部の後輩です。
藤田先生は生徒指導の先生でもあります。でね、オレが「カレは吹奏楽部でサックスを吹いてた後輩なんだよ」とメンバーに紹介したら崩場くんが「へぇ~、そうなんですか~。じゃあ明日、吹いときましょ」やて。ギャグではなく次の日の本番で吹くことになるとはまさかのまさか誰も想像していなかったことでしょ...。フォト中はホテルの正面。フォト右は、キレイなライティング。顔のように見えるモノもライティング。

  

ホテル最上階のラウンジでの二次会。って、本番は次の日やっちゅ~の....。オレも久々にカクテルを飲みました。昔からカクテルと言えばスプモーニしか飲まなかったけど、この日もスプモーニを飲みました~。

さぁさぁ、明日は昼1時から本番なのでゆっくり休もう~、と思ったけどせっかくの旅...。吉田部屋にて三次会。Drums尾崎が壊れました。多くは語るまい.....。

 

本番当日の朝のロビー。爽やかな顔のメンバーの中に尾崎くんはいません(笑)。フォト左は下谷さん、吉田さん。フォト右は100mを10秒7で走り、将棋アマ4段のウデを持つ崩場くん。

いよいよ学校に着きました。たくさんの生徒さんの中を通って応接室へ案内されます。いきなり校長先生と教頭先生が出迎えてくれました。でも、教頭先生は当時直接電気を教えて頂いてた先生だし、校長先生も機械科の先生だったのです。この瞬間、オレは直立不動で振り返るのも身体ごと振り返らなければならないほど硬直しています。フォトは歴代の校長先生。

さてそしてそして.....ここから本番終了までのフォトがないのですm(;∇;)m
なので、文章でしかお伝え出来ません。悪しからず....。

サウンドチェックのため、体育館に向かいます。なつかしい校舎、廊下、運動場。体育館は新しくなっていましたが、いろんなモノ、そのまんまです....。感動しっぱなしです....。学食もそのまんま....。今回は文化祭と90周年イベントが重なってるのであちこちで生徒さんたちがお店などを出してます。ゆっくり見て回りたいんだけど、時間に余裕がなく、サウンドチェックに向かいます。

体育館の扉を開けて驚きました。音響は大阪共立様が入っているのは知っていましたが、照明もすごい......。音響、照明ともにビッグアーティストがホールコンサートで組むシステムをそのままこの体育館に持ち込んでます。スタッフもたくさん来てくれてる....。お陰でサウンドチェックもすんなりと進み、予定の12時までに終える事が出来ました。心配していた、体育館ならではの難しい音の反射もまったく気にならず、さすが大阪共立様、恐れ入ります...。
そしてそして一度応接室に戻り、食事をとってからスタンバイします。

本番10分前。舞台ソデにスタンバイ。メンバーは先に板付き、1曲目の「長い道」のSEが流れ始めたのですが、ソデで聴いていても音質の良さを感じました。ゆっくりとステージ中央に向かい、歌い始めた瞬間、感動しましたね~。モニターの完璧さに.....。もちろんこのバランスのままで生徒たち側に流れてる訳ではないんだけど(西のモニターからはいつもギターとドラムはオフっている)、会場に共鳴するイヤな歌の音域がほとんどカット状態だったのでものすごく歌いやすかった。それにね、マルチSEとマルチコーラスをかなりデカめにバランスをとってもらっていたので歌っていて迫力を感じたんですよ。西の前にはボーカル用モニターがなんと3台!!!そのうち真ん中はダミーでカンペが貼ってる(笑)。

ミディアムテンポな曲を3曲、バラードを3曲聴いてもらって、アカペラでマイケルジャクソンを聴いてもらいました。そのあと、ショートマジックを...。ほんの2つほど...。やっぱりやったんか...。

そのあとまた3曲続けて歌いましたが、「ぼくらのヒストリー」の後半、前日のお話で決まった藤田先生がニコニコと乱入。「普段の藤田先生、こわいか~?」って聞いたらあちこちで「こわ~~い」と聞こえてきました。生徒さんたちのほとんどが藤田先生が楽器を吹くなんて知らなかったらしいし、ましてや生徒指導的立場の先生な訳でみなさんビックリしてましたね!
藤田先生、次の日からキャラが変わらなければいいんですけど~。

最後のバラード、「ねがい」を歌い始めた瞬間、歌でもなくビジュアルでもなく、ましてやマジックでもない「何か」を伝えられたような気がしました。90年ってほんとに長いです。
90年前のモノが残っているのかどうかはわからないけど、この校舎を建てた人たちやこの学校でお仕事をするようになった先生方、試験を受け合格した生徒さんたちなど、この学校に関係するすべての人たちで時代をつないで90周年を迎えた訳なんですよね。優等生もヤンチャしてた生徒たちもみんなこの学校の歴史なんだよなぁ、と思いながら歌ってたんですよ。おかげでこの曲の歌詞はズタズタでしたけど、このシチュエーションで歌えることはもうないんだろうなぁ、なんて思いながら歌いました。気が付けば、いい歌を唄おう、とか、ウケるMCをしよう、とか、かっこいいサウンドをみせつけよう、なんてまったく思ってなかったんですよ。

西 司のコンサートじゃないんですよね。90周年のお祝いに来させて頂いたんですから。敷地内には学校関係者と90周年の祝典のための関係者しかいないんですもん。あ....じゃっかん1名、ファンの方が校内に紛れ込んでいたのは少々残念でしたが....。

演奏会終了後、体育館から校舎までの道のりを歩いて行く中、ほんとにたくさんの生徒さんたちがちぎれるほど手を振ってくれました。2階から3階から運動場から廊下から.....。先輩として歌った、と言うよりも同じ土を踏んで育った、いわば同志で90周年を祝った、という気持ちの達成感がありました。メンバーのみんなが「いい学校だね」と言ってくれたこと、嬉しいと同時に誇りに思いましたね。

メンバーはその足で東京に戻りましたがオレは少し残って生徒指導室にご挨拶に行かせていただきました。ほとんど変わってませんでしたね。奥の奥の奥にある個室に入ったとき、そこで怒られたことや話し込んだことを想い出しました。

生徒指導室の北側入り口。オレは南側からしか入ったことがなかった...。

  

カナヅチ!!!バット!!!威圧感のある意味不明なポスター!!!さすが生徒指導室でございます。何に使うのかわかりませんが(笑)、学校教育に問題のある使い方をするためのモノでないことは確かですので安心して下さいませ....。

さてその後、オレは高校時代の友人や後輩たちと会ったり両親とも会うため、もう1泊和歌山で過ごしました。仲間はいいですね~。全員が吹奏楽部出身でプチ同窓会のようになりましたが、遠いとこからも集まって来ました。なつかしい話で時間があっという間に過ぎていきました。

そのあと、真夜中にも関わらず、当時吹奏楽部の部長だった同期の仲間の家で部屋のみ。彼は未だに県警察の吹奏楽団でホルンを吹いたりもしています。あ、ちなみに案の定マジックしまくりでした.....。

友人宅の家はアンティークでおしゃれな家でした。このフォトは許可はもらってません(笑)。
上田さんに電話しようとしたから(笑&意味深)。

そんでそんで実家に帰り、あくる朝もオヤジにマジックしまくり。オヤジは「.....ハラ立つなぁ...何であの箱からサインしたコインが出てくるんよ~」.....。話は食べ物の話や音楽の話に変わってるのに、気がつけばまた「ハラ立つなぁ....何であの箱から....」やて。

 

このフォトはその朝、出前でとったエビフリャー定食。オフクロが「目ん玉飛び出るくらいの海老フライを食ってみたくない?」と言ったので喜んで出前してもらったんだけど、ほんまにものすごかった!!!!!フォトでは解りにくいかもしれないけど、尻尾からだとタバコの約2.5倍!!!海のモノと言うより、肉!!!という感じだった!!!そんでさらに驚いたのは、この定食が1050円!!!!!!!!!!!!!!!!東京にチェーン店出さないだろうか.....。

 

そんなこんなで紀ノ川を越え、和歌山をあとにしたのでした。帰りの特急&新幹線はものすごい寂しさがありましたよ。一人だし.....。なので、寝た寝た.....。

以上、簡単な(?)セルフリポートでした。今回のイベントで何から何までお世話になった先生方、ほんとうにありがとうございました。出逢えた生徒のみなさん、またどこかで必ず会おうね!会った時は「あの1500人の中にいました!」って必ず声をかけてね!!!そして和歌山工業高校に必ずまた今度恩返しに行きます。

90周年、ほんとにおめでとうございました!!!

~演奏会メニュー~

M-01 長い道
M-02 ふらりふらり...
M-03 憎めないヤツ
    MC
M-04 今を抱きしめていれば
M-05 勇気の群れ
M-06 僕には大切なこと
    MC
M-07 Heal The World
    MC
M-08 君を見てる僕が見える
M-09 HONEY HONEY HONEY
M-10 ぼくらのヒストリー
    MC
M-11 ねがい  


2004.11.03

オレがFM西東京で担当させて頂いてる番組は毎週日曜日の午後の生放送。

ところがここ最近のライブやライブリハーサルがよく日曜日の午後に決まり、この放送と被ってしまい、生放送出来ずに収録することが多くなっています。

11月7日も生放送は無理なので、11月2日(昨日)に収録してまいりました。収録とは言え、生放送同様50分カンパケで番組をすすめていくので、進行は生放送となんら変わりません。ただ、始まりの時間が決まってる訳ではないので、結構気楽に出来る、というのもあり、今回、FM内のフォトを携帯で撮りまくってきました。
オレが毎週お世話になってるFM西東京のスタジオをフォトで見ていただきましょう~!!!

おなじみ、ON AIR ランプです。コレが点灯している時は放送中なので出入りには気をつけないといけません。Bassistの吉田典正さんはコレに関係なくオレの生放送中にもかかわらずドカドカと入ってきますが.....。

ちょっとした打ち合わせはココで行います。ゲストが入る時もココで打ち合わせをすることが多いです。あとは、FMの向かい側にファミレスがあるので、そこで打ち合わせすることもあります。

壁には何百人ものサイン色紙が.....。あっ!西 司のサイン見っけ!!!コミュニティーFMは地域密着型でもあるので、ロック、パンク、フォークはもちろん、地元が応援する演歌歌手のサインも多いですね。ちなみに同じ敷地内にあるゴルフの打ちっぱなし場にはよく小田和正さんが来ます。

地元のサッカーチーム、FC TOKYOです。、プロ野球、ダイエーの井口選手も西東京出身なので応援しているのです。

コレはスタジオ内の西がいつもしゃべっているマイク。マイクはつねに4本ありますが、この前、鈴木雄大さん&天才トノサマバンドの方々がゲスト出演してくれた時は4本では足りませんでしたね~。

西がいつも使ってるカフです。カフとは、わかりやすく言えば自分の声をこのスイッチでON OFF出来るのです。

ミキサーのとなりにある機材の一部。単なるCDプレーヤー、単なるMDプレーヤーに見えますが、業務用です。信じられないぐらいの金額&高性能なのです。

スタジオに置きっぱなしのMY GUITARです。西の番組はいつもこのギターの音から始まります。

電波時計。1秒も狂いません。常に正確です。これもなにげなく置いてますが、高いらしいです。何度、持って帰ってあげようかと思ったことか(笑)。

収録前の西です。スタジオは公開放送用ブースではないのですが、窓がたくさんあることや、向かい側のファミレスからもよく見えることなどからすごい開放感があります。

本邦初公開。ミキサー側から見たスタジオ内。ディレクターのゴンザレスさんはいつもこの風景なのです。う~~~ん、いい景色だ~!あまりにも気持ちよく、曲を間違う気持ちがわかる~。わからんっちゅうねん。

これは西から見た窓の外の景色。フォトではわかりにくいですが、実際はでかい窓です。左側は新青梅街道が通っています。向かいはグラッツェガーデン。

そんなこんなでこの日、50分を収録し終えて、夜はアンプラの打ち上げ。
いつものエセ沖縄居酒屋でしっぽりと打ち上げするつもりだったのですが、吉田さんの仕事仲間の東京交響楽団のクラリネット奏者のエマニュエル・ヌヴー氏と、同じくクラリネット奏者の郡尚恵さんも参加。エマニュエル氏はすさまじい経歴の持ち主でもちろん主席奏者です。クラリネットコンクールでも堂々の1位。この日初めてお会いしたにも関わらず、めっっっっっっちゃめちゃ盛り上がり、真夜中までマジッ.....いやいや、飲み会を楽しみました!

ちなみに気がつけばオレはとなりのテーブルで飲み会をしていた全然知らない6人ぐらいのサラリーマン風の方たちのど真ん中でマジってました(笑)。久々にコインマジックをしまくり.....。最近はカードばかりだったんだけど、やっぱコインもおもろいね~!そんなわけで最後はエマニュエル氏のフォトで今回のTSUBUYAKIを終えたいと思います~~~。ってか、吉田さん、エマニュエルにあんまり変な関西弁教えないように....。ではでは!

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