早いものでクリスマスライブからもう3日が経ちましたね。
街も人もさらに年末年始の慌ただしさを増して動いています。
先日、ミノトール2で行ったアンプラグドライブは、実に8ヶ月ぶりのライブ。バンドのライブともなると、もうかれこれ1年以上も行っていません。これじゃあ欲求不満になる訳です。プライベートでもいろいろとあり、こういう間隔が空いてしまいましたが、長い長い人生、立ち止まってしまうことだってありますよね。今回のクリスマスライブはオレにとっては大きい第一歩でした。立ち止まらないことを教えられた結果でもありました。立ち止まって初めて立ち止まってはいけないことを学びました。
いろんなこと、暖めながら進んで行きましょう。
さてリハーサルです。
みんな元気な笑顔です！上から、西司（AG&Vo）、米川英之（EG）、永山恵理（Apf）、尾崎雅史（Perc）。今回のアンプラグドメンバーは珍しい編成です。ベースがいない分、根音はピアノの左手とエレキギターの低音に頼ることになります。西のギターは弦が細いので低音に期待出来ません。えっ？その前に、ウデに期待していない、って？おっしゃる通り。ギターのウデもそうですが、とくにスーパーギタリストの前ではちっちゃくなっていますから。
そしていつものことながら直前の曲目変更や曲順変更など、メンバーの方たちにはまたまたいろいろとご迷惑をおかけしてしまいましたが、リハも順調に進み、あとは本番、大雪で首都圏の交通が麻痺してしまわないことを祈るだけとなりましたが、前日の雨とはうってかわって当日はカラリと晴れました。気温も高いです。
西は当日はギターやデコレーションは尾崎くんの車で運んで頂いたので電車移動です。月曜日ですが振替休日なので新宿は歩行者天国。
クリスマスイブというのもあっていつもより人が多い気がします。
おっ！ドンキホーテ発見。
ついつい足がドンキに・・・。いろいろと物色をしていると、なんと！！！
電装系のイルミネーションの叩き売りが（笑）。カラフルな電球が100個ついてて、長さは11m。これがなんと、980円（笑）。ほんま、大丈夫でっしゃろか・・・。
実はリハ前日、FM西東京さんに電装系も含め、装飾物をいろいろとお借りしていました。電装系が二つあれば、オザやんのパーカッションを光らせられます（笑）。10秒で衝動買い。ま、ダメでも980円。そしてミノトール2へと向かいます。
ミノトール2に到着。すると何と！ミノトール2のビルの上からスパイダーマンが！！！
あ、ビルの窓拭きか・・・。
オザやんと恵理ちゃんが登場。
ミノトール2の方にご挨拶をし、さっそくデコレーション開始です！
でね、面白いデコレーション用グッズがいっぱいあるんだけど、要はモノではなく、それをどうコーディネートするかによって華やかさが決まりますよね？安くて少なくてもコーディネートによっては豪華に見える。それがね、なんてオレってセンスのないこと・・・。せっかくの電装系が・・・。せっかくの金のベルが・・・。
ミノトール2のスタッフの方たちにもお手伝いして頂きましたが、恵理ちゃんは黙々とピアノを飾り付けています。彼女は、思い描いたイメージにまっしぐら。みごとにピアノに雪を積もらせました。オレはセンスがないので、なんだかマイクスタンドがエルビスプレスリーの世界に・・・。クリスマス、というよりハワイ（笑）。
ピアノの後ろの壁に貼った「MERRY CHRISTMAS」は一昨年の使い回し（笑）。それでも客殿を消し、電装系をライティングさせると・・・クリスマスの雰囲気になってまいりました！！！
さぁ、いよいよサウンドチェック開始。まず、ピアノを弾く恵理ちゃん、そして恵理ちゃんの歌詞カード、そして恵理ちゃんの靴。ちなみに恵理ちゃんの身の周りの物はほとんどが鍵盤のデザイン。前にも一度お見せしたことがありますが、旅行カバンも筆入れも携帯も全部手作り鍵盤のデザインです。
サウンドチェックに続き、リハも始まります。
今回のみなさんの楽器ですが、まず、米ちゃんはフルセット。ラックを積み上げていました。アコースティックなセットとは思えない。しかも、エフェクター自体がライティングするのでそれ自体がデコレーションしています。なのにそのエフェクターに飾りをつけてます。さらに「まだ余ってる？」とグリーンの飾り物をギターのネックにつけています。この日の夜、ちょうど本番中、米ちゃんはグリーンの頭でスマスマに出てた（録画）らしいですが（CCB復活として）。そしてオザやんですが、FM西東京でお借りした方の電装系を残らず装着。一見、ドラムセットほどのパーカッション。よくこのミノトール2のひな壇の下に収まりました。ベースがいないのでジャンベやカホンでLOWを出します。そしてアコピの恵理ちゃんは逆にカーテンのギリギリのところにセッティング。彼女、唯一のコーラス。実はオザやんも米ちゃんも歌がべらぼ～にウマイのでコーラスをとってもらおうと思ったのですが、限られたリハで間に合わないと判断。恵理ちゃんは実は前に一度バンドライブでコーラス参加してくれています。
さて、いよいよ本番。この日、会場にはオザやんのお母様と恵理ちゃんのお母様も来てくれていました。本番フォトは店内ワンカメビデオのキャプチャーより。
今回のライブは西司のライブには珍しく、カバー曲が多かったのですが、クリスマスライブということで許して下さい。全22曲中、8曲がカバー曲。そして2曲は永山恵理さんに弾き語りをして頂きました。DVD上映では新曲「明日へ」のプロモーションビデオ＆メイキングを観て頂き、そしてこのDVDを抽選で3名の方にプレゼント。
アンコールも頂き、「すぐそばにいる」で幕を閉じました。英語の発音の悪さm(_ _)mと声の荒さm(；∇；)mでお聴き苦しいこともあったかも知れません。ほんとにほんとにすみません。でも楽しくさせて頂きました。
特別な夜、西司のクリスマスアンプラグドライブ2007に足を運んで頂いたみなさん、そしてメンバーのみなさん、スタッフのみなさん、そしてこのライブをすることにあたって力をくれた方たち、ほんとにほんとにありがとう～！！！
NISHI TSUKASA ～Xmas Unplagged Live 2007～
at SHINJUKU MINOTAURE2 2007.12.24
【1st】
M-01 Silver Bells
M-02 Silent Night
M-03 恋人がサンタクロース
M-04 Jingle Bell Rock
M-05 上を向いて歩こう
M-06 君の途中で
M-07 夜間飛行
M-08 僕には大切なこと
～休憩～
【2nd】
～DVD上映～
M-09 雲に近い場所で
M-10 聖夜
M-11 いつかのメリークリスマス
M-12 明日へ
M-13 Tomorrow
M-14 LOVE SONGが聴こえてくる
M-15 永山恵理さん曲1
M-16 永山恵理さん曲2
M-17 For Me
M-18 ふらりふらり...
M-19 Honey Honey Honey
M-20 高所恐怖症
M-21 Happy Christmas
【enc】
M-22 すぐそばにいる
一昨日、感動のライブを見てきたよ。
N.Y.FUNK SHOTというバンドのライブを見てきました。米川英之、おそるべし・・・。
ライブを見終えた今、どんな言葉を使ってもこの感動は表現出来ないです。でも言葉とフォトでしか伝えられないので頑張って表現してみます。
12月13日、久々のラッシュアワーの山手線。新宿では電車のドアの近くだったのになんで目黒ではど真ん中にいるんだろう・・・。降りれない。でも得意の瞬間移動で頑張って降りた（笑）。
目黒ブルースアレーは初めて。一度行ってみたい、やってみたいライブハウスだったのですが写真でしか見たことがなかった。実際に行ってみて、店員さんの態度やお料理、飲み物の質に感動。
19時過ぎには到着し、ステージを見ると当然もうセッティングはされているのですが、シンバルのセッティングの高いこと高いこと。関西人は叩きにくくても目立つことを優先する（笑）。ウチの山下も、テレビになるとシンバルは両サイドに（笑）。「顔が映らんから」やて。店員さんに「セッティングを携帯カメラで撮ってもいいですか」と聞くと「どうぞどうぞ」と。
ちなみに目黒ブルースアレーはデカいビジョンもある。
「ドラムのジミ橋爪さん」はかれこれ大阪時代から存じていました（一方的に）。実はオレのアイドルに「浪速エクスプレス」というフージョンバンドがいたのですが、この浪速のベース、清水興さんとジミさんが浪速で出来なかったサウンドやパフォーマンスをヒューマンソウルというバンドで思いっきり出しまくってた80年代。しいて言うならハイテクR&Bバンド。そしてこの日、ジミさんのドラミング、久々に見させて頂きました。目をつむるぐらいのスネアの爆音を奏でるドラマーはたくさんいますが、ジミさんはタムでもめをつむるぐらいのパワー。キックはツインペダルだと信じてる（笑）。テクのもの凄さに加えて衣装もハデ。光り物好き。
「ベースの石川俊介さん」のテクもすごかった。ベースソロはワイヤレスで客席中を走り回って弾きまくる。その石川さんがジミさんに「あんたの衣装はハデ過ぎ。シルバーや。銀やで銀！！！しかも光ってるし！！！」・・・。そんな石川さんは聖飢魔IIでベースを弾いてた（笑）。ジミさん「あんたに言われたくないわ」（爆）。
「キーボードの中道勝彦さん」のモノムーグソロのテク、すごいです。モノシンセって、弾いてみればわかりますが、ポルタメントによる経過音がコードを邪魔してしまうときがある。それをみごとに避け、いや、たぶん身体で覚えているのでしょう、しかも左手はポリシンセ。どんな脳味噌をしているのでしょ。彼もジミさんに「あんたの衣装はハデ。ちょっと前に出て来てお客さんに衣装を見せなさい」と・・・。そういう中道さんも聖飢魔IIでキーボードを弾いてた（笑）。ステージの上は「叫ぶ早稲田の悪魔」と「光る道頓堀のグリコ」がバトルしてる状態。
そしてそこに我が（笑）米川英之。
今回、何に感動したか、と言うと、米ちゃんのパフォーマンスとギタテクとボーカルに・・・。
N.Y.FUNK SHOTは基本的にはインストバンドなんだけど、数曲は米ちゃんがボーカルをとる。いっぺんマジで熱唱する米ちゃんの歌を聴いてみてほしいよ。めちゃウマなのは当たり前だけど、ハイトーンとパワーに脱帽したよ・・・。軽くHigh-Cは出てたなぁ。キーの高いスピッツやミスチルやビーズと同じ声域。それはさておいて、後半にいくにつれてギターテクがさらに恐ろしくなっていく。ただの大爆音じゃない。おそらく世界中のギタリストが度肝を抜かれるくらい強力なことをしてる。正直言って、インストバンドで泣きそうになったことはなかったんだけど、後半、オレは固まってた。瞬きも出来なかった。すごすぎて泣きそうになるなんて初体験かもね。後半は息も出来ないぐらいのハイテンションで一気にエンディングまで。
何度もアンコールを聴きたい気分。
そしてアンコールは・・・
米ちゃんの歌で締めくくったんだけど、この歌が・・・もうどうすることも出来ず、泣けてしまったよ・・・。ほんと、素敵なバラッドでした・・・。恥ずかしいのでサングラスをかけてしまいました。この状態で楽屋に挨拶になんて行けず、会計を済ませて階段を上がろうとしたところ、楽屋からこっそりと探してくれていたらしく、米ちゃんの方から声をかけて下さいました。あの歌、タイトルはわかりませんが、何度も聴きたいな。
それと、ジミさんがMCで「米の書く曲はエネルギーがある」と言ってました。オレも同感です。テクを見せつけるだけのインストバンドが多い中、米ちゃんの楽曲はどれもこれもテーマのメロディーがすごくいい。前々から米ちゃんはメロディーメーカーだと言ってたけど、この日再確認することが出来ましたよ。
先日、YouTubeで武道館の米ちゃんのギター弾きまくりを見たばかりだけど、昨日のブルースアレーの米ちゃんの方がオレは好きだな。気の合うバンドで惜しげも無く自分の音をさらけ出し、歌も歌いギャグも言い、カリンバまで弾く米ちゃん、イキイキしてたよ。
最後に、全体のストーリーもよかった。オープニングの幻想的なSEに始まり、最後のSEまで完成されてた。
さて、西のクリスマスライブでは米ちゃんはこのライブとほぼ同じセットで弾くそうです（笑・恐）。なぜなら・・・。
ちょっと見えにくいかも知れませんが、次の12月25日から米ちゃんはこのN.Y.FUNK SHOTで旅に出ます。名古屋、大阪、岐阜、静岡、横浜×2、そして年を明けても東京で。なので24日はこのセッティングでする方が楽なんだそうです。
ちなみに今回、当然、本番中のフォトはありません。フォトを撮ってる間があれば見ていたかったですから。悪しからず。
いやぁ、それにしても今の世の中、電磁波とデーターの渦ですね～。
電磁波が目に見えたらきっと恐くて生きていけないでしょう。電磁波が無くなっても生きていけないですが。
それにパソコンや携帯電話などのデータ類にあまりにも無防備無頓着な人も増えてしまいました。居酒屋で酔っ払っても財布は持って帰るんだけど携帯を忘れて帰る。後々、財布の中身の何十倍もの大金を失うことにもなりかねません。
今年を振り返ってみると、今年はあまりにも不祥事が多かったよね。
社会全体が歪んできてる。内部告発も含め、バレないハズのことがバレてきた一年だった、と行っても過言じゃありませんね。今年発覚した不祥事や犯罪の数は恐らく氷山の一角に過ぎません。今、ビクビクしている組織・団体がさらに来年、雪崩のように崩れ落ちてくること間違いないでしょう。それは、「社会や組織」の前に、個人個人がだらけているからだと思うんです。上記のパソコン＆携帯電話の例じゃないですが、相手を見極める前に個人情報をさらけ出してしまう若者も少なくありません。この情報がどんな使われ方をするのかを試してみたことがあります。某ガソリンスタンドにてガソリンを入れた際、キャッシュでのお客さんの特典があるのでカードでも作っておきませんか、と言われたので住所・氏名・年齢・電話番号等を書いた。で、ちょっと小細工をした。名字は「西」と書いたが、名前を変えて書いた。
それから2～3ヶ月が過ぎ、オレの家に静岡市内から一通のDMが届いた。差出人は結婚相談所だ。大きなお世話だ（笑）。いやいや、そんな内容はどうでもよく、オレの名前が以前ガソリンスタンドで書いた名前だった。あとにも先にもその名前はそのガソリンスタンドでしか書いたことがない。DMを隅から隅まで読んでもガソリンスタンドとは何の関係もなさそうだ。こんな単純な売り買いがいまだに行われているのです。
たとえば仮にガソリンスタンドのバイトの兄ちゃんが個人的にしたことであってもガソリンスタンドの経営者の責任は大きい。それが個人情報保護法ってヤツです。
個人情報取扱事業者は、その取り扱う個人データの漏えい、滅失又はき損の防止その他の個人データの安全管理のために必要かつ適切な措置を講じなければならない。（従業者の監督）
個人情報取扱事業者は、その従業者に個人データを取り扱わせるに当たっては、当該個人データの安全管理が図られるよう、当該従業者に対する必要かつ適切な監督を行わなければならない。（委託先の監督）
個人情報取扱事業者は、個人データの取扱いの全部又は一部を委託する場合は、その取扱いを委託された個人データの安全管理が図られるよう、委託を受けた者に対する必要かつ適切な監督を行わなければならない。（第三者提供の制限）
なんだかややこしそうですが、早い話が、自分が雇った者には責任を持ちましょう、ということです。責任を持てなかった組織・団体は速やかに謝罪しましょう、ということです。これで終りです。ところが往生際が悪く、「ごめんなさい」「申し訳ございませんでした」の前に必ず「その覚えはありません」「記憶にございません」「私どもには責任はございません」がつく時代なんですよね。高知県の白バイとスクールバスの激突事故。誰がどう見ても答えは見えていますが、やはり往生際が悪い。決して許してはなりませんね。
そこのあなた。もうそろそろ謝る時期ではないでしょうか。
タイミングを測っている時間はありません。ましてや引き延ばしなど、この社会では通用しません。一刻も早く出来たてホヤホヤの赤福餅を食べたいですもん。胸を張って豚肉表示してあげないと豚に失礼ですよ。
昇格して省になると思っていたのに収賄して省になった気がする防衛省。
講堂に集まった幹部はみんな防衛症にかかっているらしいよ、合掌。
