NISHI TSUKASA 
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西 司 X'mas Song 発表!

2005.12.03

【総評】
最新情報2005.10.16やラジオ「ROUTE842」等で告知して来ました、西 司のオリジナルクリスマスソング企画へのたくさんのご応募、ほんとにありがとうございました。告知当日から多数の応募があり、締め切りの11月17日までにほんとにたくさんの詩とMDとCD-Rが届きました。すべての作品を丸3日かけてじっくりと検討させてもらっていくうちに何だか泣きそうになってきましたよ、みなさんのステキな表現やオリジナルなクリスマスワールドに。当初はオレがイメージしたモノにピッタリと当てはまる作品があれば採用させて頂こうと思っていたのですが、結局は頭をまったくリセットし、みなさんの作品からイメージを膨らませて楽曲を作る事に決めたんです。でないと、オレの中にイメージしたモノがあるのなら最初の募集段階で伝えておいた方がみなさんも作り易いですからね。

さて、まず「詩」です。十分作詞家としてもやっていけるんじゃない?というようなレベルの作品や、たった一行だけど素晴しい感性の言葉を連ねているモノもたくさんあり、時間さえあれば全部に曲をつけたい、という気持ちになってきましたが、当初の予定通り、イントロ部分や間奏、歌中でのコーラス等での参加、という事を前提に検討しました。

それから、「音源」です。これも「詩」同様、オレも焦るぐらいの歌唱力の録音物やピアノの弾き語り、アカペラなど、ステキな作品がたくさん集まりました。

そして今回、オレが最もイメージを膨らませる事が出来るだろう、と思った作品がひとつあります。「音源」の部門にご応募頂いた方の作品です。長考の末、その方の作品1点に絞らせて頂きました。ただ、「詩」の部門でも、最終的に残った3点の作品があまりにも魅力的でオレの頭から離れません。出来れば今後何らかの形で曲をつけさせてもらえらばなぁ、と考えています。今回この企画においてご応募して頂いた方たち、ほんとにありがとうございました。

 

【楽曲について】
「For Me」
今回、その方の録音物を聴かせて頂いてイメージしたモノは「幼い頃の純粋さ」です。オレの仕事柄、今までに雑誌、ラジオ、テレビ等のインタビューにおいてクリスマスの想いではありますか?などとよく聞かれたものですが、やっぱり頭の片隅には常に「愛」や「恋」が見え隠れしてしているんです。今回はそんな愛や恋以前のサンタクロースを信じてた頃の匂いを想い出しながら作詞作曲活動に入りました。サンタクロースを信じなくなった時期は人それぞれバラバラだと思います。ただ、生まれた時からサンタクロースを信じなかった人なんていないでしょう。純粋さあったがゆえの夢の膨らみ、真の笑顔。そして今、私たちは夢を与えていかなくてはならない立場になりました。幼い頃、夢を与えてくれた何かに感謝する気持ちでこれからは夢を与え続けていければと思っています。そんな詞の内容を「黒潮ブルース」や「君を見てる僕が見える」でおなじみのギタリスト米川英之さんのギターワールドに包まれながらミディアムテンポな曲調で表現しました。ちなみに採用させて頂いた方の音源はイントロ部分で使用させて頂きましたのでトータルタイム7分30秒という豪華な(?)長さになりました。

 

【採用者発表】
今回採用させて頂いた方は、「KOHKO」さんという女性の方です。MDによる音源を頂きました。彼女が幼い頃にご両親のピアノ演奏で歌われたものでしょうか、それとも幼い彼女の弾き語りでしょうか、「Silent Night」を送ってくれました。元々、カセットテープでの録音物として保存されていたらしいのですが、そのカセットをMDにダビングして頂いてのご応募。今回の楽曲の原点ともなる彼女の録音物に感謝するとともに、今回の採用、誠におめでとうございます。幼き頃の想い出のクリスマスソングとともに今回のクリスマスソングも大切にして頂けると嬉しいです。

 

【採用者のKOHKOさんからのコメント】
この度は、クリスマス企画に採用していただき、本当にありがとうございます。
なんだか色んな思いが込み上げてきて、言葉にならないのですが・・・自分の幼き頃の声と司さんの音楽がひとつの曲になることに嬉しさを感じ、そして、その「For Me」がとても暖かく、壮大で、本当に素敵な曲だと感動し、聴いていて涙が溢れました。

この「Silent Night」は、私が3歳くらいの時に歌ったものです。家族が集まってクリスマスパーティーをした際に両親が録音してくれました。ピアノを弾いているのは今は亡き祖父です。後半、両親がハモってくれています。(もちろん、司さんのコーラスの方がステキです!!)

「For Me」を聴きながら、大好きな人たちに囲まれて過ごしたクリスマスの記憶が甦りました。声が裏返ったり、咳をしていたり、ちょっと恥ずかしい部分もありますが、聴いてくださった方たちにもサンタクロースを信じていた幼い頃を少しでも思い出していただければ、私も嬉しいです。そして、こんなに素敵な曲にしてくれた司さんに心から感謝します。幼き頃の想い出と一緒に、「For Me」もずっと大切にさせていただきます☆

 

【最後に...】
この楽曲は今現在、CD発売の予定はありません。毎年、クリスマス時期にHPやライブ等でしか聴いて頂くことが出来ないですが、今後、このクリスマスソングが一人歩きしていってくれることを期待し、フルコーラス、高音質でのファイルでUPさせて頂きます(10MBあります)。

【楽曲を聴く】

【歌詞を見る】

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