NISHI TSUKASA 
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今回の東京公演中止に関して


2023.08.19


2023年8月17日に、「2023年8月20日(日) 東京・新宿SACT!公演の中止のお知らせ」を発表させていただきました。公演中止についてのお知らせはこちらをご確認ください。>>


  
西 司です。
まずは、東京ライブにご予約を頂き、楽しみに待っていてくれた方々へ、そして今回の突然のお知らせにご心配をおかけしましたこと、大変申し訳ありませんでした。

滋賀・彦根から帰宅して数日後、喉に異変を感じてからあっという間に悪化して酷い状態になりました。8月16日のことです。ただ、熱もなく、咳も出ず、身体のダルさもなく、味覚障害などもいっさいないので、軽い喉風邪ならとりあえずこの状態で東京ライブを行ない、1曲目を歌い終わったあと、喉の様子をみてその日出来ることを考えてみようかと思っていたのですが、次の日、その悪い状態からあっという間にさらに極端に悪化し、3日や4日では治らないところに入り込んでしまい、その時点で恐怖と危険を感じました。8月17日のことです。

彦根から帰宅後はストイックに外出は一切せず人との接触もいっさいなく過ごして来ました(内科クリニックにだけ外出)。
でもライブは8月20日なので、中止の発表はもう少し遅らせれなかったの?と思われるかも知れないですが、この喉でお仕事をして約37年、今の状態が3日や4日で完治して歌えるようになることがないのは自分でよく分かっていました。
一応、耳鼻咽喉科には行きましたが、過去にもありました。どうしても数日後に歌わなければならないイベントがあったにも関わらず声が出なくなって、赤坂、山王にある日本トップクラスのボイスセンターにお世話になったり、筋肉注射、ニンニク注射で喉に直接注射をしたりもして来ましたが、西洋、東洋医学に関わらずやはり我々ボーカリストの繊細な声をコントロール出来るまでに復活させることはその短い日数では難しいと言うことがわかりました。それにこの状態だと単なる喉の状態が良くないと言うレベルではなく、感染力がある可能性もあるので沢山のお客さんの中で歌うことも出来なくなってきます。
だったら交通費をかけ宿泊も考えて遠くから来られる人たちのことや、ライブハウス側の準備のことも考慮して早く決断した方がいいんじゃないだろうかと思ったんです。開催するか中止するか。苦渋の選択でした。

東京でファイナルを成功させたい。公式に中止を発表した今でも東京ライブのシミュレーションで頭がいっぱいです。自分の歌ってる姿、お客さんの景色は頭の中に煌々と描かれています。お陰様で客席は満席状態で東京公演は当日チケットもあるので立ち見になってしまうかも知れない状況でした。ライブハウスの店長もTwitterを見て頂いてたみたいですが、ほんと悔しい、悲しい、残念、無念。ほんとにほんとに悔しい。34年間で自分のライブを中止させたのは初めてです。いつ、次のライブを笑顔で出来る時が来るのだろう。笑顔でライブ配信なんて出来るのだろうか。乾杯なんて出来るのだろうか。みなさんと一緒で、1本1本が大事なライブなんです。ほんと、、、悔しいです。。。

明日の日曜日がライブの日です。彦根から帰宅後、東京ライブの準備を終えたバッグが仕事部屋にあります。中には抽選会用の賞品やマジックのグッズ、パンフレット、衣装、マルチレコーダー等がまだ入ったままです。これをバッグからいつ出せるのかな、、、。ほんと悔しいです。
ちなみに今の段階(19日朝7時)で、ツバを飲むと扁桃腺だけじゃなく両耳まで痛いぐらいで、まったく快方の兆しもなく、歌うどころか喋る声も酷く、なにか肺がつっかえているような感じもしますが、逆に言うとそれ以外は元気です。熱もない、ダルさもない。

今後のことは完治させてから考えることになりますが、まずはご予約を頂き、楽しみに待っていてくれた方々へ残念なお知らせになってしまったこと、交通、宿泊など、早くから抑えて頂き、キャンセル出来ない状況の方たちにも心からお詫びを申し上げます。
そして今言えることは、とにかく早く完治させ、またみなさんに歌を届けに会いに行くこと、それを願うばかりです。
次のご報告は必ず一歩、前に足を踏み出してポジティブな内容でお知らせを告知したいと思っていますのでよろしくお願いします。

2023年8月19日(土)
西 司

  

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